5月2日(日) 上社 里引き
 4月2日の山出しから1ヶ月後、5月の連休に里引きが始まりました。泉野、原村の御柱は前宮二の柱。御柱屋敷出発は13:30ですが、車が止められないと困るので、8:30にヒュッテを出ました。どこに止めると一番近いのかがよく分からず、木落としの時にとめた運動公園に止めることにしました。空いてはいましたが、御柱屋敷までが遠くて大変。次の時はと思いますが、次の御柱は平成22年ですから、忘れてしまいそうです。

 御柱屋敷は地区の旗、法被を着た氏子の人たち ラッパ隊でうめつくされて、その雰囲気に圧倒されそうです。本宮の御柱は出発の順番を待ちきれず、
「よいてーこしょ。」「よいさ、よいさ」
の連呼。
 それにしてもすごい風と土ぼこりです。前宮二の出発まではまだ、3時間以上ありますが、だれも文句一ついいません。それが諏訪の御柱祭なんですよ。

 とにかく 2:00過ぎになって曳行が始まりました。日曜日なので山出しの初日と違って、引き手がたくさんなので、場所取りが大変でした。「最初のうちだけだから。」という言葉どおりなんですけど。問題は綱を引いているかどうかそこですよね。本綱を引いている若衆でも、本気になっていない時がけっこうあるんだから遅れるわけです。

 前宮の大鳥居に着いたのが4:30。泉野のおばさん曰
「原村は男がそろっていて力が出るけど、泉野は女ばっかりで、男が集まらないのよね。」
 山出しの時と同じで湖東、北山の前宮一はもう本殿にあがっていました。
 大鳥居から前宮の本殿までは石段になっている急坂を引き上げなくてはいけません。
「女の人と子どもは前のほうにお願いします」
元綱、曳き綱(二番綱)に若衆と昔の若衆がつき、木やりの合図で坂を引っぱりあげます。
「おー、よいさ、 よいさ」
これが里引きの本番でした。みんなマジ顔で気合が心棒に入りました。もたもたしていると引きずり倒されてしまいます。私の反対側の若者は、お酒が入っていたせいもあって、2度3度と足がもつれ、自分で立ち上がる余裕がなく大怪我を

するところでした。私も曳き綱に足をぶつけて、青あざが何箇所もできました。「ただ木を引っぱるだけなのに何がいいの?」という声もあるんですが、そこがいいんですよ。
 本殿前まで引き上げて「今日はここまでです、お疲れ様でした」という声がかかったのが18:40.もう暗くなっりはじめました。大鳥居に降りていくと、前宮四は提灯をつけて大鳥居を通過しているところでした。薄暗闇の中、提灯の明かりと法被の集団がなんともいえない幻想的な様子で最後まで曳いてよかったと思いました。ただカメラもビデオも電池切れで、せっかくの場面をお伝えできないのがくやしい。

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